LaTeX のコマンドに関する情報をまとめました! 参考になれば幸いです・・・

関連事項

引用文の記述

引用文の記述には, quote 環境と quotation 環境の2つがあります. 単文の場合には quote 環境を用い, 複数の段落などからなる長文の場合には quotation 環境を利用します.

quote 環境

サンプルコード

文章の一部を頭下げして, 引用文であることを示したい場合は次のように記述します.
  1. 『吾輩は猫である』は夏目漱石の作品として,
  2. 明治38年1月に「ホトトギス」にて連載がスタートした.
  3. この作品の冒頭は,非常に有名であり次の一文から始まる.
  4. \begin{quote}
  5. 吾輩(わがはい)は猫である。名前はまだ無い。
  6. \end{quote}

出力

quotation 環境

構文

複数の段落からなる文章を引用する場合には, quotation 環境を利用します. この場合,各段落の冒頭が字下げされます.

サンプルコード

  1. 次の文章は,夏目漱石の『こころ』の冒頭である.
  2. \begin{quotation}
  3. 私(わたくし)はその人を常に先生と呼んでいた。
  4. だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。
  5. これは世間を憚(はば)かる遠慮というよりも、
  6. その方が私にとって自然だからである。
  7. 私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。
  8. 筆を執(と)っても心持は同じ事である。
  9. よそよそしい頭文字(かしらもじ)などはとても使う気にならない。
  10.  
  11. 私が先生と知り合いになったのは鎌倉(かまくら)である。
  12. その時私はまだ若々しい書生であった。
  13. 暑中休暇を利用して海水浴に行った友達から
  14. ぜひ来いという端書(はがき)を受け取ったので、
  15. 私は多少の金を工面(くめん)して、出掛ける事にした。
  16. 私は金の工面に二(に)、三日(さんち)を費やした。
  17. ところが私が・・・
  18. \end{quotation}

出力